ビジネスプラン

ビジネスプランを想いつきました。


当たり前のことですが、人間は必ずや死に至ります。


そこで、遺書や遺言、辞世の句などをヒントに、
ビジネスとして考えついたのが、
生前、故人にまつわる足跡や生涯をストーリー仕立てで、
一冊の「本」におこし、故人の法要後、遺族に提供する、
いわば、高齢者向けの自伝編纂を扱う代書、代行サービスです。


ときに虚飾織り交ぜながら自画自賛「武勇伝」を語りたがる
年長者は少なくなく、とくに酒が入ると、もう止まりません。


名誉欲というのは、歳を重ねる毎に強くなる傾向があり、
生きた証というものは、名残惜しく、
伝え残しておきたい心理が働くのではないかと思っています。


一方、口下手で寡黙な性格が災いし、申し開く機会を得られず、
心残りに、亡くなるケースもあるはずです。


つまり、自慢話や、伝えることができなかった心意を、
三者が代わって活字や文章として周知する。


これが、このサービスの本質で、高齢者における人生最期の総括です。


具体的には、元気なうちにw、自身からの入念な聞き取りを行い、
自伝とはいえ、読みやすさを考慮すると、
依頼主を主人公に据えた、史実小説の形態を予定しています。


文筆家の力量にも依りますが、エピソードが豊富にあれば、
唯一無二の、まさに壮大な大河小説にもなり、
満足して頂けるのではないかと思っています。


そしてご遺族は、今は亡き故人の想い出を何べんでも
読み返すことができ、感情移入もできるしょう。


最後に、このサービスのもう一つのセールスポイントは、
俗にある「墓場まで持っていく」の解決で、
未練を断ち、清く旅立つ心積もりを後押しできるものと考えています。

 

 

まわるようになるまで資金ショートしないよう注意です。